購入を検討されている方へ
①パドル
単点と長点がオートマチックに出る為、綺麗なモールス信号を出せます。スピードはキーヤー(最近は殆どの無線機に内蔵されている)にて変更します。設定によって変わるのですが、例えば右パドルが長点、左パドルが単点というような使い方になります。これを人差し指と親指で操作します。押し続けると連続して発信します。
因みに両方のパドルを同時に動作させる事をスクウィーズなどと言いますが、単点又は長点のどちらかを一瞬早く押しながらパドルを同時押しします。例を挙げると
C(ー・ー・)は長点のパドルを一瞬早く同時押しします。そうすると押している間はずーっとー・ー・ー・ー・と繰り返します。
設定にも寄りますが、ー・ーまで来たら手を離すと最後に・で終わります。
したがってー・ー・となる訳です。
Q(--・-)は2つめのーの時にスクウィーズして・が鳴ったタイミングで手を離すと最後にーで終わる為--・-となります。※私はQはスクウィーズしていません。
R(・ー・)やK(ー・ー)などはスクウィーズして2音目が聞こえたら手を離します。
A(・ー)やN(ー・)は私はスクウィーズしませんが、やるならスクウィーズした途端に手を離すだけです。簡単です。
②縦振り電鍵(ストレートキー)
昔ながらの奴です。電信と言えばコレみたいなところもあります。シャック(無線部屋)に飾っておきたい一品でもあります。
パドルと違い単点も長点も自分で打ちますので難しさはありますが、文字に癖がある様にモールス信号にその人の手癖が出ますので、慣れると面白かったりします。
受信する場合も初心者は縦振り電鍵の信号は聞き取りづらかったり、解読機が正しく解読しなかったりしますので嫌なものなのですが、慣れてくると縦振り電鍵の信号は、あっ頑張ってるな、上手だな。など暖かみがある様にすら感じます。普段、縦振り電鍵を使用する人もコンテストではパドルを使用する事が多い様です。
③バグキー
パドルに似た機器なのですが、マニアックです。ここでは割愛します。
④PC
Didital Sound CW などが有名です。私も使っています。受信解読も出来ますし、キーボードによる送信も出来ます。定型文を登録しておく事も出来ますし、ハムログにデータを渡す事も出来ます。コンテストはこれで参加しています。
所有機器の紹介
GHDキー社製GN607DXF パドル
常置場所で使用しているメインのパドルです。ずっしりと重くハードヒットしてもぴくりとも動きません。使い心地は最良!
SUR工房製CIR-45D 小型パドル
これはCIR-45D SP型でパドル部分が紫檀(木材)で出来てるスペシャル仕様の奴です。
背面に3つ付いている脚は磁石になっておりRIG等の金属に乗せる事で固定され、軽量ゆえに操作時に動いてしまうハンデをカバーしている秀逸品です。
とても小型軽量なので移動運用に使用しています。
ハイモンド製 HK-702 ストレートキー(電鍵)
電信らしいフォルム!!
これぞCW (モールス)と言ったところでしょうか。重い方が使いやすいです。
出ました!おなじみ通称「ピンポンキー」
ホームセンター等で¥400程度て売ってます。これを加工して縦振れ電鍵にする訳です。写真のはジャックを付けてケーブルを脱着出来る様にしていますが、ケーブルを直接配線してしまえばより安価に製作できると思います。
この呼び鈴、いや違った電鍵は買って来たままだと押した時にカチッ、カチッとクリック感が有ります。打ち難いのでニッパーで内部のカチカチする部分をカットしてしまう事で無段階の押し感に成ります。お好みで改造してみて下さい。
私は基本パドルなので縦振れ電鍵は不要なのですが、ちょっと(縦振りを)打ってみたい事もありまして作りました。長所はとにかく安い。そしてもともと呼び鈴ですから押される事を想定して設計してある為、タフです。
そのタフさを活かしてPTT用フットペダルとして使用されている方もいらっしゃいます。なるほどね。。。
追記、、、
その後、縦振り電鍵(ストレートキー)も欲しくなって後日、上記のハイモンド製電鍵を購入しました。
以上、パドルと縦振り電鍵のご紹介でした。
基本的には重い方が使いやすいです。
軽いと打つ時に動いてしまいます。
0コメント